スケジュールや講習内容の確認が可能

2017年度(平成29年)における労働災害の実情は、前年度と比べると約5.4%の増加といった集計が行われています。

この年の死亡労働災害に遭った人の人数は987名であり、前年度よりも増加傾向を持っていることが判明したわけです。

墜落や転落による死亡者の数は、ここ数年減少傾向にあったものの2016年度から増加傾向になり、2017年度においては発生要因の約1/4まで増えてしまったようです。

建設業において墜落や転落による死亡者の割合は41.8%と多くなっており、今後の死亡率を限りなくゼロに近づけるための取り組みが行われるようになりました。

基本的に高さ2メートルを超える場所で作業床の設置が困難のときには、フルハーネス型の安全帯を装備すること、このような作用に従事する者は特別教育を受けて安全性の確保を図ること、このような義務付けが行われています。

安全帯の特別教育は、作業に関する知識(1時間)・墜落制止用器具(フルハーネス型)に関する知識(2時間)・労働災害の防止に関する知識(1時間)・関係法令(0.5時間)・墜落制止用器具の使用方法等(1.5時間)、合計6時間の講習受けることことになります。

技術技能講習センター株式会社では、この安全帯の特別教育を東京都・千葉県・神奈川県で開催しており、技術技能講習センターのホームページから予約申し込みができます。

また、各施設でのスケジュールもホームページで確認ができますので講習参加者がいる場合など利用されると良いでしょう。

コメントは受け付けていません。

タイトルとURLをコピーしました